みなさんお疲れさまです。Uddyと申します。
今回は高配当株から投資を始めた私が、現在のインデックス投資へ切り替えた理由を紹介していきます。
高配当株投資とインデックス投資の違い
もうご存知の方も多いと思いますが、一応簡単に高配当株投資とインデックス投資の違いについて説明します。
高配当株投資
株式に投資することで株主は、企業がもうかった利益の一部を配当金として受け取ることができます。
これをインカムゲインと呼びます(覚えなくて大丈夫です)。
この配当金は年に数回、定期的に受け取れますが、自分が投資した金額に対してより多くの配当金を受け取ることができる投資先を高配当株と呼びます。
だいたいの目安として、投資金額に対して4%程度以上あれば高配当株と呼べる水準だと思います。10万円投資して、年間4,000円もらえるイメージです。
インデックス投資
インデックス投資とは、特定の企業ではなく、市場全体を表す指数(アメリカのS&P500や日本のTOPIXなど)に投資する考え方です。
インデックス投資でも配当金や分配金は出ていますが、内部で再投資されている商品も多く、基本的にはインカムゲインによる資産増加を目指すのではなく、市場全体の成長による評価額の上昇によって資産を拡大していく手法です。
これをキャピタルゲインと呼びます(覚えなくて大丈夫です)。
投資を始めた当初は、定期的に貰える配当金(キャッシュフロー)が、まさに「不労所得」という感じであこがれていました。
それが今では資産の約50%に当たる、1,730万円ほどをeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資しています。
同じく全世界株式に連動するETFである、VTにもそれなりに投資しており、オルカンとVTを合わせると資産の約71%(2,500万円)にもなります。
ではなぜ、高配当株式投資をやめ、今のインデックス投資に切り替えていったのか。
その理由を語っていきます。
高配当株をやめた理由①|伸びない配当金と完成しないポートフォリオ
配当金は毎年同じ額ではなく、企業の成長に合わせて配当金を増額することがあります。これを増配(ぞうはい)と呼びます。もし増配率2%で成長していくとすると、先ほどの10万円で買った株の4,000円の配当金は10年後には4,876円に増額される計算です。
…が、現実はそんなに都合よくいきません。企業業績によっては逆に配当金が減る、減配(げんぱい)が起こることもあります。
始めた当初は配当金時期になると一喜一憂していました。
この配当金の金額を安定させるには、いろんな事業分野(セクター)の企業に分散して投資する必要があります。分散して投資することで一社あたりの浮き沈みの影響を小さくすることができます。
しかしながら、個人投資家が個別の高配当株を買うことで広く分散されたポートフォリオを組むのは結構難しいと思います。
私も投資資金300万からスタートしましたが、当時は一社あたり最低100株からしか買えなくて(単元株といいます)、頑張って買い集めても10〜15社買うのが精々でした。
最低30社~50社なんて言われてる世界で、これでは分散投資と呼べません。
今では投資環境も変わり、私が使っている楽天証券でも一株から買える「ミニ株」ができたり、高配当株だけ集めたファンド(ETF)も低い手数料で買えるようになっているので、今から始める人は、また違う戦略がとれるかと思います。
下の表は、高配当株投資をまだ頑張っていた頃のポートフォリオです。400万円以上投資しても16銘柄しか分散できてないですね(^^;)

高配当をやめた理由②|株価が気になりすぎて長期投資に向かない
高配当株投資は、自分で企業の業績や、事業分野、配当金額などを分析して、一つ一つ選んで購入していく必要があります。このため、よほど長期に取り組んで、広く分散されたポートフォリオをもっていなければ、「個別株の集中投資」の色が強くなります。
自分で選んだ株が運よく急上昇すると、欲に負けて売ってしまいます。笑
逆に急落すると「いやいや、俺は長期だから」とか「優待目的だから株価は二の次」とか自分に言い訳するようになり、終いには損切りしてしまいます。
正直、最初はめっちゃ株価の動向が気になると思います。仕事中も気になり、トイレの度にチェックしたり、昼休みに売買したり。。
この辺りは、多くの投資系YouTuberさんも同じことを言っているので、共感して笑ってしまいます。
私も、そうこうしてるうちに「長期の高配当株投資」という当初の投資方針を見失ってしまっていました。
基本的な投資の仕組みを体験するいい経験になったと思いますが、投資初心者には難易度の高い投資方法だと思います。
私も時々「最初からインデックスにしとけばなぁ」なんて思います。
高配当をやめた理由③|紙くず同然になった株
私が、高配当株投資を完全に諦めるきっかけになった企業が一社あります。
とある、大手メーカーで、そこまで配当金額も高くなかったのですが、古くからの友人がそこで働いているという単純な理由で30万円ほど、投資していました。
その会社は、ある日の不祥事のニュースをきっかけに株価が暴落し、翌年は無配転落(配当金なし!)しました。
その時はまだ、「大丈夫、こんな大企業が潰れるわけない。長期投資だし」と売らずに握りしめていました。というか本音では、10万円以上の損切りを当時は受け入れられませんでした。
しばらくたったある日、証券口座を開くと、その会社の株がストップ安(株価が急激に落ちすぎて売買出来なくなること)になっていました。
「え、え?」と焦って色々調べると、企業の資金繰りがうまくおらず、事業再生ADRの手続きを行うというものでした。ADRについては深くは説明しませんが、裁判を使わずに、第三者に入ってもらいながら借金の条件を見直して会社を立て直す仕組みです。
慌てて売ろうと思っても、翌日もストップ安。もう引くに引けなくなっていました。
その時ネットで調べた雰囲気では「直ちに倒産するようなことはない」「株主に不利益にならないように配慮されている」「メガバンクが支援」というような感じだったため、超長期で塩漬けにするしかないか、放っておくことにしました。ちなみにこの頃にはインデックス投資への乗り換えも進めており、この会社は、売れ残り案件の一つでした。
それから半年くらい低迷した株価のまま推移したある日、また突然ストップ安になるほどの急落が起こりました。何かと思って調べると今度は外資系の完全子会社になることで上場廃止になるというものでした。
上場廃止になると、もう株の売買はできません。
株主への説明としても、一定期間後に一律35円で強制売却されるというものでした。なんとか、一株100円くらいで売り抜けましたが、購入時の株価がおよそ1,500円くらいで、200株保有していたため、約30万円⇒2万円くらいになった計算です。
この経験で思い知らされたのは、サラリーマン投資家が、仕事をしながら、刻一刻と変化する投資情報をキャッチして投資判断を行うのは、ほぼ無理ゲーであるということです。気づいた時にはもう遅い、というやつです。
Uddy下の図は、上場廃止になるまでの一年間の株価推移です。見事な「垂直落下」。
株価はジェットコースターに例えられたりしますが、これはフリーフォールですね。


【インデックス投資を始めた理由】
先述の最初のストップ安をくらってから、株式投資について真剣に調べるようになりました。
その結果、ETFというファンドを使って、指数に連動するポートフォリオをまるっと買うことができるインデックス投資にたどり着きました。
インデックス投資には
・広く分散されているため、経験したような個別の企業リスクの影響を受けにくい。
・企業の財務体質などは定期的に評価され、指数のルールに基づいて銘柄の入れ替えが行われる。
・S&P500や全世界株のような優良な指数は過去から現在にわたって長期的に右肩上がりに成長している。
・基本的に売買する必要はなく、ただ買って持ってるだけで成長していく。
・下手に売買を繰り返すと、むしろ何もせずただ保有していた人よりも成績が悪くなる傾向がある。
というような、特徴があることを知り、これだ!と思いました。
さいごに
高配当株投資からインデックス投資への乗り換えは一気に行ったわけではなく、勉強しながら、様子を見ながら徐々に行いました。
真剣に株式投資をするようになって、個別株(高配当株)投資が3年ほど、インデックス投資が4年ほど経ちました。
正直インデックス投資が有能すぎて、今更個別株投資に戻る気にはなりません。
インデックス投資の一番気に入ってる点は、買って放置しておくだけで、タイミングを計る必要がないという点です。
人は判断に多くのエネルギーを消費します。一日に判断できる回数は決まっているといわれるほどです。
その判断のエネルギーを投資以外のことに使えるというのは、人生全体で見ても非常に効率的だと思います。



と言いながら、実は今でも1社、個別株を6,000株保有し、含み益が120万円ほど出ています。
そのせいでやっぱり毎日株価をチェックしてしまっています。笑
この話もまた出来たらと思います。
ここまで読んでくれた方、長時間お付き合いいただきありがとうございました。それではまた( ^^)ノシ


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