お疲れさまです。Uddyです。
今回は、梅雨の雨が続くなか、久しぶりに山の様子を見に行ってきました。
そこで感じたことや作業の様子を共有したいと思います。
造林鎌での草刈り作業
みなさんは「造林鎌(ぞうりんがま)」をご存じでしょうか。
長い柄の先に大きな鎌が付いた道具で、林業の現場などで使われています。わが家には草刈機がないので、草刈りはすべてこの造林鎌一本で行っています。
もちろん大変な作業ではありますが、不思議と良いストレス発散にもなっています。


家の庭や地域の草むしりをすることはあっても、広大な山の斜面で鎌を振り回す機会はなかなかありません。汗を流しながら無心で作業していると、日頃の悩みや考え事も自然と薄れていきます。
伐採直後にはほとんど何もなかった場所も、今では草木が辺り一面を覆っています。
本当に自然の復元力には驚かされます。周囲には木々がたくさんありますが、いったいどこから種が飛んでくるのでしょうか。不思議でなりません。

一時間ほど草刈りして、目立つ雑草を切り倒すくらいには片づけました。

刈った草を片付けなくなった理由
作業を始めた頃は、刈り取った雑草を一か所に集めて片付けていました。
しかし現在は、そのまま地面に広げて残しています。理由は大きく二つあります。
① 次回の草刈りを楽にするため
雑草も植物なので成長には光が必要です。
刈り取った草を地面に広げておくことで日光を遮り、新たな雑草の発芽や成長を抑える効果が期待できます。
これは「雑草マルチ」とも呼ばれる方法で、少しでも次回の作業負担を減らしたいという狙いがあります。
② 土を豊かにするため
地面に広げた雑草は、やがて微生物によって分解され、土へと還っていきます。
伐採前の山は長年人の手が入っておらず、落ち葉が積み重なった豊かな腐葉土ができていました。
しかし現在は伐採によって日当たりが良くなり、有機物がどんどん分解・消費されていく環境になっています。
肥料を担いで山の上まで運ぶのはなかなか大変です。
だからこそ、できるだけ山の中で資源が循環する仕組みを作りたいと考えています。
大雨の中、意を決して山へ
ここ2か月ほど、梅雨の長雨でなかなか山へ行くことができませんでした。
ウェザーニュースやYahoo!天気の予報を確認し、「今日は行けそうだ」と思って向かったのですが、山道の途中で突然の大雨。
とはいえ、ここまで来て引き返すのも悔しかったので、カッパを着てそのまま進むことにしました。
広場エリアの木々の様子
山には比較的平らな広場が、高低差を挟んで上下二か所あります。

上の広場には、将来的に休憩できる木陰を作りたいと思い、広場を囲むように8本の木を植えています。
今年の春分の日に植えた木々がどうなっているか確認してみました。

アラカシは写真では分かりにくいのですが、一枚だけ葉が残っていました。まだ生きていそうです。
ただ、新しい葉が出るたびになくなっているようにも見えるので、鹿に食べられているのかもしれません。


木によって成長にはかなり差が出ています。
単純な個体差かもしれませんが、クスノキやケヤキは特に元気で勢いがあります。


一方で、イロハモミジは完全に葉がなくなっていました。残念ですが、少し厳しい状況かもしれません。
植えた木が元気に育っている姿を見ると嬉しいですし、逆に弱っている木を見ると心配になります。
植物相手だと、自分の思い通りにならないことばかりですね。


果樹エリアの悩み
もう一つの広場には果樹を植えています。
果樹エリアは、
- 周囲を囲む防獣・防鳥ネット
- 一本一本を包む防虫ネット
という二重の防御体制です。
その効果もあってか、新しい葉が元気よく茂っています。


植えてから約2年が経ち、梨の木は高さも私の身長ほどになりました。
しかし、梨も柿もミカンも、花が咲く気配がありません。
ここで新たな悩みが出てきました。
ネットを被せ続けていると、将来花が咲いたとしても、蜂やハエなどの受粉を助ける昆虫が近づけません。
とはいえ、ネットを外した途端に虫たちに葉を食べ尽くされるのではないかという不安もあります。
そろそろ外す時期かもしれませんが、もう少し様子を見ながら考えていこうと思います。
山の中で感じる静けさ
雨の日の山は独特です。
鳥のさえずりも虫の鳴き声もほとんど聞こえず、ただ雨粒が木々を打つ音と、近くを流れる川の音だけが響いています。
少し怖さもありますが、どこか懐かしいような、不思議な安心感もあります。
7月とは思えない肌寒さの中で食べるカップヌードルは格別でした。


雨がたくさん入ってしまったので、少し薄味になっていた気もしますが、それも含めて良い思い出です。
いつか雨宿りできる屋根がある場所も作ってみたいですね。
趣味からライフワークへ
山での作業は本当に時間がかかります。
知識も経験もスキルも十分ではありませんし、大掛かりな機械や重機があるわけでもありません。
それでも、少しずつ手を入れて、
「あの時はここを開拓したな」
「今日はこんな作業を進めたな」
と振り返る時間はとても楽しいものです。
Uddy自然の復元力と自分の開拓スピードどちらが速いですかね。まったく勝てる気がしません。
サイドFIREを目指す人たちの間では、「ライスワーク(生きるための仕事)から、ライクワーク(好きな仕事)へ」と言われたりもしているようです。
私もその考えに共感し、さらに「ライフワーク(人生を通して取り組むテーマ)」について考えるようになりました。
山の作業は仕事ではありません。誰かに求められているわけでもなく、収入になるわけでもありません。
それでも、自分の心が向くままに続けているこの活動は、もしかするとライフワークに近い存在なのかもしれません。
自然と向き合いながら少しずつ理想の秘密基地を作っていく。
完成する日は来ないかもしれませんが、それもまた山の魅力なのだと思います。 これからも焦らず、一歩ずつ進めていきたいと思います。
ここまで読んでくれた方、お付き合いいただきありがとうございました。それではまた(^ ^)ノシ




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